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ネット銀首位 住信SBI視野 預金1.4兆円突破、ソニー銀猛追

 3年前に開業した住信SBIネット銀行が、預金残高でインターネット銀行首位のソニー銀行を猛追している。住信SBIはソニー銀より6年3カ月遅れの開業ながら、9月末には預金残高が中堅地銀並みの1兆4000億円を突破。金利や手数料で有利なサービスが利用者の支持を集めている。

 ネット銀行首位のソニー銀の預金総額は6月末時点で1兆5171億円。ソニー銀が9年をかけて積み上げた金額に早くも肉薄した住信SBIの成長は、驚異的なスピードだ。

 住信SBIが人気を集める理由は、比較的高めの預金金利や現金自動預払機(ATM)手数料の無料化といった「お値打ち路線」にある。さらにSBI証券との提携で株や投資信託の取引の利便性を向上させるなど、「新たなサービスを業界に先駆けて導入してきた」(住信SBI)実績も評価されている。

 一方、追われる側のソニー銀は2001年6月の開業以降、振り込み手続きの利便性や高金利などを強みとするネット銀行として業界を引っ張ってきた第一人者。住信SBIの勢いを認めながらも、「預金残高の差が一気に縮まったリーマン・ショック後の1年間は、円高の進行で外貨預金の円換算額が目減りした時期。その後は預金増加のペースは戻っている」と冷静だ。

 ソニー銀は3年半ぶりとなるホームページの大規模リニューアルを25日に行う。サイトの刷新は利便性の向上が期待され、ソニー銀が住信SBIを引き離すきっかけになる可能性もある。

 住信SBIは10年3月期決算で黒字化を達成し、利益水準ではすでにソニー銀に肩を並べた。「住信SBIはATMや振り込みの手数料の安さも魅力。このため全体としてはソニー銀よりも安い金利で預金を集められている」(業界関係者)

 ソニー銀の9月末預金残高は11月発表だが、住信SBIが規模と収益の両面でネット銀行首位の座に王手をかけているのは間違いなさそうだ。(小雲規生)

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日曜日, 10月 17 2010に公開.

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